1999年に手掛けたブランドTシャツです。この時のシーズンテーマは「スキン＝肌」で今では有りがちですが当時は珍しかったタトゥーデザイナーの絵柄をプリントしたものです。偶然に電車で着ている人を見かけて嬉しいような恥ずかしいような複雑な心境だったのを覚えています。

こちらは普段は隠れて見えない部分にある洗濯表示や品質表示のタグを、メインデザインとしてプリントしたTシャツです。しばらくしてそこそこ売れたような話しを聞きましたが、デザインや発想というよりもやはりブランディングがしっかりしていてこそだと思った次第です。

こちらは別メーカーブランドの子供向けTシャツです。なにかキャラクターが欲しいとご依頼を受けまして「子供のヘソの世界に住む妖精（ダダ）」駄々をこねる子供のヘソの中には・・・と説明していたら担当者さんにダジャヤか！と言われつつもご採用いただきました。

どこでどう繋がってブランドTシャツのデザインを？とよく聞かれます。当時デザインのスキルアップを目的として、無料で友達の名刺をデザインして、さらにその友達の友達の名刺も無料で作るという遊びを繰り返していました。その流れでいろんな知り合いができてご依頼いただきました。

2005年にコピー機でコピーしたデータをPCで管理するアプリケーションのUIデザインを担当させていただきました。製品ってこうやって作られているのかと新しい発見が多く楽しかったです。毎週決められたスケジュールでデザインを納品する必要があり一週間がとても早く感じる仕事でした。

同製品でアイコンもかなりの数を作りました。大きいものはイラスト制作の流れで、小さいアイコンは全てドットで描いています。ドットの場所が一つ違うだけで印象も変わってしまうので、そのドットの位置はありかなしかと打合せで会議が始まるとなぜか長くなるのが面白かったです。